JAPAN DREAM アライアンスパートナー:64 BARRACK ST.様 インタビュー

こちらから64 BARRACK ST.様との協働プロジェクトの様子もあわせてご覧ください。

東海汽船(株)様 インタビュー

【取材日:2020年12月6日、料理教室開催後】

Q:料理教室を実施した率直な感想を教えてください。

子ども達も言ってくれていましたが、まずは純粋に楽しかったです。

自分自身、料理教室を開催することが初めてだったので非常に貴重な機会でしたし、私が勤めるレストラン(64 Barrack st.)のお客様はビジネスパーソンが多いいうこともあり、日常的に子ども達と関わる機会があまりないのですごく新鮮でした。

普段は、「お店に足を運んでくれるお客様に元気になってほしい」と料理やお酒を提供していますけど、今日は逆に子ども達に自分が元気をもらった気がしました。

Q:子ども達の反応や料理教室中の取り組み・姿勢で印象に残っていることはありますか?

子ども達に「料理は科学」と伝えたからかもしれないですけど、一生懸命に計量カップを覗いてきちんと量る姿、例えば10グラムって言った小麦粉を1グラムでも越えてしまったら、一生懸命10グラムに合わせようと頑張っていた姿が新鮮だったというか、しっかりと応えてくれる子ども達が嬉しかったです。

Q:今回、料理教室の依頼を快く引き受けて頂けた理由や想いの部分をお聞かせください。

もともとのきっかけとして、本田圭佑選手のTwitterの投稿

『アフリカで何か一緒にやりませんか?』

に興味をもちコメントをしたところから、SOLTILOさんとのつながりが出来ました。これまでも「アフリカで料理をテーマに何か一緒にできたらいいですね」という話をずっとご提案いただいていたのですが、私も料理長として働いているので、アフリカまで行く時間が取れずにいました。

今年はコロナ禍の影響で、SOLTILOさんのアフリカでの活動は一旦ストップしてしまっていますが、日本で活動しているというのはニュース等で見ていましたし、「日本でなら一緒に何かできるかな」と思っていたんですよね。ただ、お店でもやらなければいけないことが多くあったので、自分の方から「やりましょうよ」とは言えなかったんですけど、逆にきっかけを作ってくれたというか、「パティシエになりたい子どもがいるので、料理教室を開催してもらえませんか」と話をもらった時は「おっ、来た!」って感じだったんですよね。

だから即決で「こういう機会を頂けるのであればぜひやりましょう!」という気持ちでした。

Q:料理教室を体験した子ども達が、施設に帰ってどんな感想を話してくれていたらいいなと思いますか?

仕事もそうですけど、楽しくなければ続かないので、まず楽しかったって思っていてくれたら良いなと思います。

あとは今日伝えたこと、「お店だとこうやってやるんだよ」ということを一つでも覚えていてくれたらいいなと思います。「やっぱりお店で出される料理は、ちゃんと量っているんだね」というような、プロとして気を付けてやっていることを一つでも覚えてもらって、みんなで話してくれていたら嬉しいですね。

Q:第2回を開催するとしたら、「こんな風にしてあげたい」「こんなことを子供たちが学んだらよりその先のステップにつながるんじゃないか」と考えられることはありますか?

まず、一番大切な「楽しくやる」ということに関しては、今日も楽しんで和気あいあいとできたと思います。それは、1回目としては良かったのかもしれないですけど、その一方で、[仕事として想像してもらう]という意味では、もうちょっと違うやり方があったのではないかとも思っています。

例えば、今日も「しっかり量るんだよ』とか「お店だとこうやってやるんだよ」っていう話はしましたが、それがどこまで伝わったかというのは正直まだ疑問で、もうちょっと声のトーンであったり、真剣度合いも調節した方が良かったかもしれません。

また、作るメニューに関しても、今日のバスクチーズケーキは本当に混ぜるだけでしたから、もしかしたら簡単に出来たように思われているかもしれません。もう少し手の込んだ料理を一緒にやってもらったりすると、「料理って難しいんだけど、面白いんだな」と思ってもらえるかもと感じましたね。

Q:今後「こんなこと出来たら良いな」「こんな未来が実現出来たら良いな」といったイメージがあれば教えてください。

私としては、今回のような料理教室を行う最終的な夢は、料理を楽しく仕事としてチャレンジしたいなと思ってくれる子を育てることです。

日本って料理人になりたい人が極端に少ないんですよ。

理由としては【拘束時間が長い・キツイ・大変・給料が安い】というイメージがあって、料理人になりたいという子が出てこないなってずっと感じています。それが、フランスなどに行くと料理人(シェフ)はすごく尊敬される職業なんですよ。でも、日本だとそこまでの地位もない、尊敬される職業になってない。それが悔しいし、楽しい仕事なのになというのが自分の中にあるので、ちょっとでも興味を持ってくれる人たちの分母を増やしたいです。

そして、ゆくゆくはお店を2店舗3店舗と展開していこうと思っているので、今日出会ったような子ども達を受け入れる場所にもなりたいなと思っているんです。

これは近藤社長にまだ言っていないんですけどね(笑)

料理教室に参加してくれた子ども達の中から、料理人という仕事により興味を持ってくれた子がいれば、お店にも来てもらって「一日職場体験」もいいと思うんですよ。

体験していただく仕事として、キッチンでも良いですし、ホールの仕事でもよいのかもしれない。そういうステップを一歩ずつでも進んでもらえたらいいですよね。一つのきっかけ作りとして、教室だけではなくて、実際の職場っていうのも面白いんじゃないかなって思いますね。

SOLTILOさんとお話したり、自分でもいろいろと調べる中で、児童養護施設の子ども達は原則として18歳になったら施設を出なければいけない。でも好条件の就職先を探すことは容易ではないという話も聞いています。そうであれば、ちょっとでも料理に興味を持ってくれた子ども達を受け入れられるお店を持ちたいなっていうのが夢かもしれないです。


白井料理長、ご協力いただきありがとうございました!

第二回、第三回もぜひよろしくお願いいたします!

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