2021年マンスリーレポート Vol.12

SOLTILO AFRICA DREAM SOCCER TOUR supported by SHOWA GLOVE 2021年 マンスリーレポート Vol.12

報告者:土屋 雅人

はじめに

遅ればせながら、明けましておめでとうございます!

本年もよろしくお願いいたします!

昨年は、約1年ぶりにアフリカでの活動を再開することができ、ケニア・ウガンダでは指導先も拡大し、これまで以上に多くの子供たちに出会うことができました!

その反面、国内活動の継続性やアフリカ各国での感染状況の増減による予期せぬ活動停止を強いられたことなど、これまでにはなかった課題やイレギュラー対応の多い1年でありました。

2022年も、オミクロン株の感染拡大や長期的なコロナ禍規制による治安の悪化など、これまでにない課題に都度対応することが必要になってくるかと思いますが、変化を楽しんで顔張ってまいりたいと思います。

引き続き、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします!!

活動報告(各国状況)

①AFRICA DREAM SOCCER TOUR ダービーマッチ(交流試合)を実施!

ウガンダでそれそれサッカー教室を開催している、あしながウガンダガヤザ地区の子供たち同士による交流試合を実施しました!

これまでに累計4回、同交流試合の機会を設けてきましたが、そのたびに単なる交流試合とは思えないほどの白熱した戦いを披露してくれる子供たち。

(今回は?笑)試合前に(審判の私が)イエローカードとレッドカードを持っていることを示し、

『危ないプレーには容赦なくレッドカードを出してもうプレーさせないから』

と軽くプレッシャーをかけて試合をスタートさせました!

(残念ながら?笑)2名ほどイエローカードをもらってしまう選手がいましたが…

両チームとも勝利を目指して熱い戦いを見せてくれました!

気になる結果は…

  • 1試合目(比較的小さい子たちグループ)
    あしながウガンダ 2-3 ガヤザ
  • 2試合目(中高生年代中心のグループ)
    あしながウガンダ2ー1ガヤザ

と結果的に仲良く勝敗を分け合う形となりました!

試合中は対戦相手かもしれませんが、試合が終わればそこに敵味方はなく、お互いにサッカーを楽しむ仲間同士。

サッカーを通じて、年齢や性別、出身地関係なく、一人でも多くの友達をつくってほしいなと改めて感じました!

②Bright Stars FC 櫛田選手コラボ企画第一弾~ホームゲーム招待~

SOLTILO Bright Stars FC 櫛田選手の発案で、

あしながウガンダのサッカーキッズ達を15名を、ホームゲーム Vipers FC 戦に招待しました!

男の子も女の子も食い入るように試合をみて、声援を送ってくれた子供たち。

むしろ女の子たちの方が一生懸命声を出して応援してくれていました!

Bright Stars FCの選手たちも子供たちの応援に応えて、前半に退場者を出し10名となりながらも、最後まで身体を張って、一人少ないとは思えないほどのファイトを見せてくれました!

試合には負けてしまいましたが、勝利のために結束すること、最後まであきらめない姿勢が子供たちに伝わっていたらいいなと思います。

③Bright Stars FC 櫛田選手コラボ企画第二弾~サッカー教室ゲスト参加~

上記ホームゲーム招待企画の翌日、

あしながウガンダでの年内最後のチャリティサッカー教室に、 櫛田選手が飛び入り参加してくれました!

子供達にとって、プロサッカー選手と直接触れ合うことが出来る貴重な機会!

きっと忘れられないクリスマスプレゼントになったと思います。

プロサッカー選手のプレーを間近にみて、一つでも多くの技を盗んで自分のものにしてもらえたらなと思いますし、プロ選手から受けるパスの質や精度を体感して、一人ひとりが持つ”基準”をより高く再設定してほしいなと思います。

櫛田選手、2日間に渡ってありがとうございました!

④プロジェクト展開国の状況

ケニア、ルワンダ、ウガンダの人口100万人当たり感染者数7日平均線
ケニア、ルワンダ、ウガンダのCOVID-19ワクチン(1回目)接種状況【人口に対する接種率】

出典:Our World in Data (https://ourworldindata.org/

ケニア
  • 12月中旬から感染者数が急上昇し、年末を頂点に減少傾向に転じた。1月に入って7日平均線は減少傾向を続けているものの依然高い感染率が続いている
  • 1月6日現在、感染者数拡大に対する規制強化等の施策は発表されていない。
  • 国民の約15%がワクチン接種(1回目)を完了している
  • 参照:外務省海外安全ホームページ_ケニア (https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_100.html#ad-image-0)
ルワンダ
  • ケニアと同じく12月中旬ごろから感染者数が急上昇している。
  • オミクロン株国内感染者が確認されて以降、すぐさま規制強化が発表され(さすがの対応力!)、外出禁止時間の拡大や、ワクチン接種証明書の提示を求める施設の拡大などが指示された
  • 国民の約60%がワクチン接種(1回目)を完了している
  • 参照:外務省海外安全ホームページ_ルワンダ (https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_131.html#ad-image-0)
ウガンダ
  • ケニア・ルワンダから約1週間ほど遅れて、感染者数の急拡大が発生している。
  • 1月に入ってからも感染者数の拡大は続いているが、ムセベニ大統領からは当初の予定通り、小中学校の再開や夜間外出禁止等措置の解除を発表された。
  • 背景には、長期にわたる学校閉鎖(一部学年を除いて、世界最長の2年間閉鎖)、経済活動への制限に限界がきており、規制解除せざるを得ない状況であることか伺える。
  • 国民の約20%がワクチン接種(1回目)を完了している
  • 参照:外務省海外安全ホームページ_ウガンダ 
    ( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_093.html#ad-image-0

SOLTILO BRIGHT STARS FC

2021-22シーズンがスタートして約3ヶ月。1勝7敗4分。

年内最後の試合も今シーズン最多失点で敗北を喫してしまいました…

2021年の膿をすべて出し切ったと割り切って、2022年からの巻き返しに期待したいと思います!

2022年も引き続き、応援をよろしくお願いいたします!

試合結果速報や選手画像は、ぜひチーム公式Twitterでチェックしてください!

AFRICA DREAM SOCCER TOUR ここだけの話(書き手:二村)

AFRICA DREAM SOCCER TOUR立ち上げ責任者の二村です。久しぶりの登場です!

コロナ禍の中、2021年3月に約1年ぶりにアフリカに土屋コーチを再派遣し、早10か月が経ちます。

また、プロジェクトの立ち上げが2017年12月でしたので、この12月でちょうど丸4年が経過したことになります。

プロジェクトを始めたときには、「とりあえず5年。5年は続けよう」と決意し、坂本・本松コーチと3人4脚で創り上げていきました。

それが早4年。大勢の方に支えられ、背中を押され、ここまでやってこれたと思います。

何より、子ども達・そしてバトンを繋いでくれた土屋コーチにこの場を借りて感謝です。

プロジェクトを実施していて、肝に銘じていることが2つあります。

  1. 【想定外のことが起こる】という想定をしておく
  2. 子供たちに対して、私たちがいろいろな経験を『提供させていただいている』という意識を持つ(『助けてあげている』という意識は間違っている)

①【想定外のことが起こる】という想定をしておく

今年はいくつもの想定外のことが起こりました。

子どもたちへの指導が思い通りに進まない、アカデミー入団も滞る、入団してくれていた子が継続できていない。

その他にも、治安の悪化によるトラブルにも見舞われました。

その中でも、土屋コーチは持ち前のタフネスさを発揮し、眼前の障壁から目を背けず、1つ1つ乗り越えてくれました。

(現在進行形のものも多数)

子ども達にも出来る限りのサポートを、ということで新たにアカデミーへの入団をあっせんしたり、サラヤさまの工場見学を実施したりと動いてきました。

コロナで以前のように活動を展開することへの困難はありますが、2022年も出来る限りのことを着実に実施していくつもりです。

②子ども達に対して、私たちがいろいろな経験を『提供させていただいている』という意識を持つ(『助けてあげている』という意識は間違っている)

これはとても大事なことだと私は思っています。

私たちが普段接している子どもたちは、1日1.9ドル以下(約200円以下)で生活するいわゆる「絶対的貧困ライン(※)」の家庭も多いと感じています。

※参照:1.貧困をなくそう | SDGsクラブ | 日本ユニセフ協会(ユニセフ日本委員会) (unicef.or.jp) 

ただ、経済的に不十分であるからといって、彼らが私たちよりも下である訳ではありません(もちろん上な訳でもない)

あくまで、経済的な豊かさというフィルターを通してみたときに多寡がある、それだけです。

先進国と呼ばれる日本から来た私たちは、後進国と呼ばれる国で暮らす子ども達より優れているわけではない。

そこを勘違いすることなく、目の前にいる子ども達に真摯に向き合うこと。

これが何より大事な姿勢ではないかと思っています。

プロジェクト開始から5年目を迎える2022年。

たくさんの想定外のことが起こるでしょう。

それでも、私たちは子ども達に色々な機会を提供させていただける有難さを常に胸に秘め、活動を継続していきます。

改めまして、2021年はお世話になりました!2022年も宜しくお願いいたします!

二村


以上、今月号もお目通し頂きありがとうございました!

2022年も引き続きよろしくお願いいたします!

2021年マンスリーレポート Vol.12” に対して1件のコメントがあります。

  1. 佐藤里奈 より:

    昨今の情勢や様々な想定外の出来事に見舞われながらも子どもたちとの交流を続けて来られたのは、素晴らしいことですね。
    『提供させていただいている』という真摯な姿勢、自分の職に照らし合わせて考えても、本当に大切なことだと感じています。
    5年目に差し掛かったプロジェクト、今後も応援しています!

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