2021年マンスリーレポート Vol.6

SOLTILO AFRICA DREAM SOCCER TOUR supported by SHOWA GLOVE 2021年 マンスリーレポート Vol.6

報告者:土屋 雅人

はじめに

ウガンダにおける新型コロナウィルス感染者数拡大に歯止めがかからず、6/18(金)にすべての車両移動の禁止やスポーツ活動の停止等含む厳しい規制措置が発表されました。

上記により、(前回一部規制が発表された)5月下旬以降も辛うじて継続することが出来ていた、地域クラブでのサッカー教室を開催することも不可能となり、ウガンダでの活動を完全に停止せざるを得なくなりました。

同じく6月実施予定として企画を進めていた、

  • 日本食レストラン職業体験(※5月に続き今回のウガンダ滞在2回目)
  • あしながウガンダ VS ガヤザ地区 の子ども達の練習試合
  • Dream For African Academy VS Nabweru Community Soccer Acadmy の練習試合(2戦目)
  • NPO法人テラ・ルネッサンス様コラボイベント【第2回 元子ども兵/南スーダン難民サッカー教室】

も全て断念(次回ウガンダ訪問時に延期)せざるを得ず、さらには子ども達に挨拶することも叶わないままウガンダを離れることとなります。

本年4月も同じような状況で、ケニアでの活動を停止・中断することとなったため、‟またか…”と4月以上のショックを感じてしまいましたが、自分でコントロール‟できるもの”と‟できないもの”をいま一度整理して、気を取り直して来月からケニアで活動再開する所存です。

引き続きよろしくお願いいたします。

活動報告(各国状況)

①フレンドリーゲーム:Dream For African Academy vs Nabweru Community Soccer Acadmy

それぞれ週1~2日指導をさせて頂いている、『Dream For African Academy』と『Nabweru Community Soccer Acadmy』2チームによるSOLTILO presents フレンドリーゲーム(=練習試合)を調整&実施しました!

今回はNabweruのホームグランド:Nabweru Groundで実施。

18歳以下カテゴリーで90分(45分前後半)で行いました。

90分間を通じた試合結果は1-0(前半終了時0-0)でDream For African Academyの勝利!

ホームチームのNabweruは、前後半で選手を全員入れ替えて、出来るだけ多くの選手に出場時間を与える配慮が見られました。

前半はほぼNabweruペースの試合で、相手にほとんど攻撃を許さず、決定的なチャンスを少なくとも5回は作りながら得点を奪うことが出来ず、後半のメンバーで少し戦力ダウンしたところで失点を喫してしまい、悔しい敗戦となりました。

一方、アウェイチームのDreamは乗り合いタクシーの収容人数等の影響から1チーム分の少数精鋭で遠征を行い、前半は終始相手にペースを握られる厳しい展開ながらなんとか耐え凌ぎ、後半に相手のスキをついて決勝点を奪い、見事同カード初勝利を収めました!

勝敗は決したものの、試合はどちらが勝ってもおかしくない内容で、仮にNabweruが前半の決定機を決めていたり、同じメンバーで後半を戦っていたら、勝利チームは変わっていたかもしれません。

両チームのコーチ・選手ともに相手チームをリスペクトしており、次回ホーム&アウェイを入れ替えて、Dream For African Academyのホームで第2戦を行うことを非常に楽しみにしていましたが、感染拡大の影響による規制強化で6月中の開催が困難となってしました。

私自身も選手・コーチと同じく非常に残念ですが、次回ウガンダ訪問予定の11月にぜひ第2戦を行いたいと思います!

②スパイク磨き講習を実施

国内で靴研ぎ師として活動され、クラウドファンディングによるプロジェクトでウガンダに訪問されていた小澤秀崇さんに、シューズメンテナンス講座を開催して頂きました。

講習に参加させて頂いたのは、Dream For African Academyに所属するメンバーのうち、コーチに選抜された12名。

(※実施日の6/12(土)時点では、20名以下の集会は許されていたため、スタッフ/コーチ含め上限20名を越えないよう人数を設定)

冒頭約40分のレクチャー後には、小澤さん自身の予想をはるかに上回る数の質問が挙がり、子供たちおよびコーチ達も非常に関心を持って講習に参加してくれていました。

一番の盛り上がりとなったのは、小澤さんによるシューズ磨きのデモンストレーション。

子供たちが持参したサッカーシューズを、小澤さんと自分で片方ずつ、同じ方法で汚れを落とし磨き上げていきます。

同じ方法、手順で磨いているにも関わらず、小澤さんの靴の方がより綺麗で輝いていたのを目の当たりにして、参加した子供たち/スタッフもプロの技をよく理解できたのではないかと思います。

子供たちに貴重な機会を提供してくださった小澤さん、ありがとうございました。

③ウガンダオンラインツアーを開催

世界各国のオンラインツアーを企画・運営しているTravel At Home様にご協力頂き、ウガンダオンラインツアーを開催いたしました。

当日のツアーガイドを担当したのはなんとわたくし土屋…

イベント前日にムセベニ大統領から新たな規制強化策が発表され、車両移動が禁止とされたため、本来ツアーガイドを担当する予定であったワイソワ君の住むGayaza地区まで移動することが不可能となってしまいました。

急遽決まったツアーガイドおよびイベント当日に練り直した即席のツアーとなってしまいましたが、約50名の方に参加頂き、ウガンダの”今”を届けることが出来ました。

イベントに参加頂いた方からの嬉しいTweetも頂いておりますので、併せて紹介させていただきます。

ご紹介させて頂いた他にも、実施後アンケート等で暖かいコメントを頂き、嬉しい気持ちでいっぱいになりました!

しかしながら、今回のオンラインツアーは、子供たちへの”サッカー以外の才能育成のための機会提供”を目的の一つとして企画していたため、コロナ禍による緊急対応であったとはいえ、ワイソワ君のツアーガイドを実現できず、非常に残念な気持ちでいっぱいです。。。

今回実現することが出来なかったワイソワ君ガイド企画は、次回ウガンダ滞在予定の11月に再企画・実施をさせて頂く予定ですので、皆さま乞うご期待でよろしくお願いいたします!

④プロサッカー選手の櫛田一斗さんが、チャリティサッカー教室に参加してくれました!

SOLTILO UGANDAが運営するウガンダプレミアリーグクラブ:SOLTILO BRIBHT STARS FCの練習に参加中の櫛田一斗選手が、チームOFFの時間を使ってサッカー教室に参加してくれました。

櫛田選手は、タイプレミアリーグで6年、オーストラリア地域リーグで2年プレーされ、それぞれのリーグでベストイレブンに選出された海外経験豊富な選手です。J3クラブのいわてグルージャ盛岡でのプレー経験もあり、現在はご自身の新たな挑戦の舞台として、ウガンダ、ブライトスターズを選択してくれています!

櫛田一斗選手プロフィール、ホームページはコチラ

当日は高学年グループの子ども達の試合に混じってプレーして頂き、子ども達の目の前でプロのプレーを披露してくれました!

一緒にプレーした子供たちにとっては、世界で活躍しているプロサッカー選手と自分達の間にどれくらいの差があるのか、目標と自分の現在地を図る貴重な機会になったと思います!

オフの貴重な時間を使って参加してくださった櫛田選手、ありがとうございました。

また是非遊びに来てくださいね!

⑤プロジェクト展開国の状況

ケニア、ルワンダ、ウガンダの人口100万人当たり感染者数7日平均線
ケニア、ルワンダ、ウガンダのCOVID-19ワクチン(1回目)接種状況【人口に対する接種率】

出典:Our World in Data (https://ourworldindata.org/

ケニア
  • 6/17(木)、ビクトリア湖畔13郡対象の規制強化が発表され、同地域では19時~翌朝4時までの外出禁止や食品/日用品以外のマーケットの閉鎖、スポーツ活動の禁止等の施策がとられている。
  • 上記以外の地域では、引き続き夜間外出制限(22時~翌朝4時)が課されるが、教育機関やスポーツ活動への制限はない
  • チャリティサッカー教室活動地域は上記13郡には該当せず、7月~活動再開予定となっています!
  • 参照:外務省海外安全ホームページ_ケニア (https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_100.html#ad-image-0)
ルワンダ
  • 6月中旬から、過去最多を日々更新するペースで感染者数が増加しており、ルワンダ政府は6/21(月)に現行規制の一部変更を発表。外出禁止時間の延長(19時~翌朝4時)や他県/群間の移動禁止(※エッセンシャルワーカーや輸送業者を除く)等、規制強化が行われた。
  • ‟スポーツ”と明記された規制に関しての変更はないが、『公私における、あらゆる祝い事を含むすべての社交的集まりは禁止』が制定されており、スポーツ活動もこれに準ずるもの⇒個人スポーツに関しては問題ないが集団はNGと推察される
  • 参照:外務省海外安全ホームページ_ルワンダ (https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_131.html#ad-image-0)
ウガンダ
  • 5月中旬以降から続く感染拡大が収まらず、6/18(金)に新たな規制措置が発表された。
  • 上記では、すべての車両移動の禁止(※エッセンシャルワーカーなど、一部許可された産業を除く)やスポーツ活動の禁止が発表され、必然的にウガンダでの活動も停止せざるを得なくなった
  • 尚、国際線の運航や空港までの移動は許可されているため、ケニアおよび本邦帰国に関してはPCR検査結果が陰性であれば問題なく渡航可能である
  • 参照:外務省海外安全ホームページ_ウガンダ 
    ( https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_093.html#ad-image-0

SOLTILO BRIGHT STARS FC

ウガンダリーグ1部

ー ウガンダリーグ1部
現在5位/16チーム中(11勝9分7敗)
※2021年6月18日時点

上記規制強化を受けて、ウガンダサッカー協会よりリーグ戦の無期限の延期が発表されました。

AFRICA DREAM SOCCER TOUR ここだけの話(書き手:土屋)

6/19(土)に私が代理ツアーガイドとして実施したオンラインツアーですが、前日に公共交通機関の停止が発表されるまでは当初の予定通りワイソワ君によるツアーを予定しており、1週間前の6/13(日)にはリハーサルも無事に完了しておりました。

今回は本来ご案内予定であったGayaza地区、日本とは少し違った住宅街の様子をご紹介します!

本来開催する予定であったツアーはコチラ!

ツアースタート場所はいつもトレーニングを行っている野球場(=外野の芝生?雑草?部分を使用して練習)から。

ここは牛さん達の通り道にもなっていて、トレーニングをしていても平気でフィールド内を歩いていきます…(笑

野球場を出発して、写真のような未舗装道路を歩いてワイソワ君宅に向かいます。

Gayaza地区のような郊外の町では、他県/郡につながるメイン道路はコンクリート舗装されていますが、それ以外は舗装されていない道の方が多いです。

町のいたるところに小規模な畑が設けられており、日々の食料やマーケットでの収入源として大切に育てられています。

一般的に、こういった町中の小規模な畑では、主食となるトウモロコシやマトケ(=甘くないバナナ)の他に、キャッサバ・サツマイモ・ジャガイモなどのイモ類、サトウキビやカボチャ等が栽培されています。

ここで1つ問題です。

家の囲いの上部に備え付けられているリング状のものは一体何でしょうか?

(別の場所ですが、より近くで撮影した同様のリングはコチラ↓)

正解は、泥棒や強盗の侵入を防ぐための防犯リング?(正確な名称不明です…)です!

よく見ると、小さい刃がいくつもついていて、とてもよじ登って侵入する気になりません…(笑

そして、練習場の隣にこのような外壁がある場所では、この刃にボールが当たってパンクしてしまいます…

(これまでに何球失ったことか…)

このような防犯策も日本ではなじみの無いもので、その土地の文化や習慣が垣間見れます。

イベントの締めは、ワイソワ君宅にお邪魔して、ワイソワのお母さんに写真のようなローカル料理(魚を除く)の作り方を見せてもらえる予定でした…

左皿の黄色い料理や右皿の紫色のソースはそれぞれ何かわかりますか?

黄色いものはマトケ(甘くないバナナ)を蒸かしてペースト状にしたもの。

紫色のものはジーナッツ(ピーナッツ)ソースです。

見た目は…ですが、味は美味しいです!

共に主食としてウガンダの人々が日常的に食べられてます。

ジーナッツソースはごはんやチャパティ(左皿にある甘くないクレープ生地)に付けて食べると良く合います!

逆にマトケとは相性が悪いみたいで口の中で喧嘩します…(笑

以上、感染拡大が無ければオンラインでご案内していたローカルツアーでした!

今回は残念ながら私が代役を務め、首都カンパラ市内を紹介しましたが、次回ウガンダ訪問時(本年11月予定)は改めてワイソワ君によるツアーを企画・実施したいと考えています。

皆さま、乞うご期待でよろしくお願いいたします!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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