2020年マンスリーレポート 11月号
SOLTILO AFRICA DREAM SOCCER TOUR supported by SHOWA GLOVE 2020年11月 マンスリーレポート
報告者:土屋 雅人
Contents
本田圭佑選手がHEROs OF THE YEAR を受賞!
AFRICA DREAM SOCCER TOUR supported by SHOWA GLOVEの活動が評価され、本田圭佑選手が【HEROs AWARD 2020】の大賞である《HEROs OF THE YEAR》を受賞しました!
12/21(月)に都内で授賞式が開催され、会場では本田選手によるビデオメッセージが紹介されました。
(授賞式には本田選手の代理として、プロジェクト責任者の二村元基が出席しました。)
我々のプロジェクトは、パートナー企業の皆さま、現地で協力してくださった皆さま、日本から暖かく応援してくださる皆さまあってのプロジェクト、今回の受賞です。本当にありがとうございます!
しかしながら、今回の受賞はゴールではなく、
【1人でも多くの子ども達に自立のための選択肢を提供する】
というプロジェクトの目的を果たすための通過点だととらえています。
引き続き、国内外スタッフ、インターンが一丸となって取り組んでいきます!
また、授賞式の場で二村もコメントした通り、“機会の不平等に直面している子ども達”はアフリカに限らず、日本国内であっても決して少なくないのが現状です。
現在国内にて実施しているJAPAN DREAM PROJECTや、海外スクールを展開している中国・タイ・カンボジアの3ヶ国でも引き続き、
【スポーツを通して 世界中に夢や希望を与え 感動させ続ける】
を実現するため、これまで以上に努力して参ります。
引き続き、AFRICA DREAM SOCCER TOUR supported by SHOWA GLOVEへのご理解、ご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
活動報告(各国状況)
①国内プロジェクト~JAPAN DREAM PROJECT~
9月からスタートした国内プロジェクト。
アフリカ同様、次の3つのコンセプト(機会の提供)を基に活動を行っています。
- )無償サッカー教室
- )SOLTILO FAMILIA SOCCER SCHOOL への入会機会
- )サッカー以外の才能育成機会
週1回の無償サッカー教室を行っている母子生活支援施設(埼玉県)、児童養護施設(東京都)それぞれで、サッカーへの意欲や練習前後・ピッチ内外の取り組み姿勢を総合的に判断し、サッカー選手にチャレンジしたい子どもは 2.)の機会を、サッカーへの熱意は高くないものの、パーソナリティに優れる子ども達には 3. )の道をそれぞれ提供していきます!
2.)SOLTILO FAMILIA SOCCER SCHOOL への入会機会
上記基準に照らし合わせて総合的に判断し、12月から児童養護施設の小学生4名のスクール受け入れを開始しました。
入会機会を勝ち取った4人は、≪スクールに参加するには宿題と次に日の学校の準備を完璧にしてから≫と自分達でルールを決め、既存のスクール生の刺激となるほどモチベーション高く練習に参加してくれています。
引き続きスクール入会が良いモチベーションとなって、施設内の他の子ども達にとっても良いお手本となるよう、頑張ってほしいですし、施設スタッフの方と連携して継続サポートを行っていきます!
3.)サッカー以外の才能育成機会
国内でのサッカー以外の才能育成機会第一弾!として、東京・虎ノ門にお店を構える 64 Barrack st. の白井料理長に協力頂き、料理教室を開催しました!
『スイーツは分量をしっかり測って作ることが大切』と教えてもらった子供たち。牛乳や砂糖を分量ぴったりになるまで真剣に調整していた子供達が微笑ましかったです!
子供たちにとって初めてのバスクチーズケーキ作り!そもそもバスクチーズケーキって何だ?ってところから頑張って作ったケーキ!美味しそうに焼き上がりました!
白井料理長、ありがとうございました!
レストラン情報:64 Barrack St.
②講演活動
AFRICA DREAM SOCCER TOUR コーチの土屋が、
- 11/28(土) 荒川区立第五峡田小学校(5年生 約30名 ※1クラスを担当)
- 12/11(金) 荒川区立第七峡田小学校(6年生 約30名 ※1クラスを担当)
- 12/16(水) 新宿区立牛込仲之小学校(5年生 約25名 ※1クラスを担当)
にて出張授業をさせて頂き、AFRICA DREAM SOCCER TOURや前職のJICA青年海外協力隊(サモア・サッカーコーチ)を通じて出会った海外の子ども達についてお話をさせて頂きました。
今回は実際に話を聞いてくれた生徒さんから頂いた、感想をいくつか紹介させて頂きます。
まずは小学生から頂いた感想
自分達と同じくらいの年齢の子ども達であっても
- サッカーが人気スポーツじゃない!!
- 裸足やサンダルでサッカーするのが当たり前??
- ニワトリを自分で絞めて鶏肉にすることが出来ないと恥ずかしいと思われてしまう…
上記のような【自分達の当たり前が当たり前ではない】世界や地域があることを知り、【自分の当たり前を一度疑ってみる】きっかけとしてくれたら嬉しいです。
そして、【サッカー選手となって日本を世界一にしたい】と宣言してくれたサッカー少年!
そうやって口に出して、宣言して、本田圭佑選手は小学校卒業作文を叶えて日本代表選手になったんだよ!
ぜひ夢を叶えるまであきらめないで頑張ってほしいなと思います!
ただ子ども達によってはサモアとアフリカ各国の情報を混同して受け取ってしまった子も何人かいたようで、伝え方の難しさを実感し、反省もしています。(サモアに高層ビルないし、(添付感想にはないけど)子ども兵もいないんだけどな…)
続いては先月実施した高校生からのコメント
さすが高校生!お話させて頂いた以上の素晴らしい感想を書いてくれて本当にありがとうございます!(笑)
今回の出張授業を通じて、海外の国々を身近に感じてもらえたり、スポーツや音楽は言語を越えて世界中の人々と友人になれるツールであること、更には民族や国境を越えて人々を繋ぐ力があることを感じてもらえると嬉しいです!
年明けにお話を頂いている2校での講演も頑張ります!
③プロジェクト展開国の状況
ウガンダ
- Covid-19新規感染者数7日平均線をみると、12月初旬から感染者数が一気に増えており、12/8火には過去最多となる約1,200名の新規感染者があった。
- Covid-19に関する規制強化/緩和については先月から大きな変更はないが、2021年1月に予定されている大統領選挙に関連して各地でデモが発生しており、一部地域および選挙日に近づくにつれての治安の悪化やデモの広域化が懸念されている
- 参照:在ウガンダ日本大使館 https://www.ug.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
ケニア
- Covid-19新規感染者数7日平均線をみると、11月中旬~下旬にかけて第2波のピークを過ぎ、12月に入り感染者数は減少傾向にある
- Covid-19対策としては先月から継続。規制強化/緩和は発表されていない。
- 感染状況が比較的安定していることから、JICA海外協力隊(青年海外協力隊)の再渡航が1月中旬に予定されている。アフリカでは初。 https://www.jica.go.jp/volunteer/COVID-19/index.html
- 参照:外務省海外安全ホームページ_ケニア https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_100.html#ad-image-0
ルワンダ
- 10月~11月にかけて、1日あたりの新規感染者は50人以下で安定していたが、12月に入り1日あたりの感染者数が100人を超える日も複数日程出てきており、再び増加傾向にあるといえる。
- 上記に伴い、移動禁止時間、集会の禁止、ジムやプールの再閉鎖といった規制強化措置が12月14日に発表された
- 参照:外務省海外安全ホームページ_ルワンダ https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_131.html#ad-image-0
KENTOの部屋
こんにちは!インターン生の枝崎健翔です。
今回は、私がカンボジアで食した珍味を紹介したいと思います!
プロジェクトが行われているアフリカの国ではないのですが、読んで楽しんでいただければと思います。
(以下、虫の写真が数枚登場します。苦手な方はすみません…)
私が初めて食べた珍味はクロコダイルです!
個人的に抵抗は特になく、味も普通の肉のように感じたので美味しかったです!
ある夜のパーティでは、コオロギを食べました!
初めて虫を食べる機会だったのでかなり抵抗がありました(汗)
口に入れたときは虫だ〜っていう食感がありましたが、しっかり味付けされていていたのでなんとか食べることができました。
今後自ら進んでは食べないかなと思います(笑)
(…ここまで大丈夫ですか?笑)
(もうちょっといきますね!)
水生のガムシという虫を食べる機会もありました。
見た目はコオロギよりもムシっぽくなかったので抵抗は少なかったですが、味わう余裕はありませんでした。
最後に、子ども達に混ざって遊んでいたときに、野生のカエルを池で捕まえて近くの木や葉っぱで調理してもらう機会もありました!
私は以前にもカエルを食べたことがあり全く抵抗がないので美味しくいただくことができました。
それにしても、現地の子の生きる力はすごいなぁと感じさせられる一面でした。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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